2025年9月10日(水)8時から9月17日(水)8時までの7日間、「自殺予防週間」に合わせて、全国50か所の「いのちの電話」が連携し、フリーダイヤルによる24時間体制の談話相談を実施します。
期間中は168時間、昼夜を問わず相談を受け付けます。通話無料・相談無料の電話相談活動です。
「自殺予防いのちの電話 2025」 Q&A
【出典】 一般社団法人 日本いのちの電話連盟 事務局
Q1.いのちの電話とはどういう活動をしている団体ですか?
人が生きていくうえで何よりつらいことは孤独であると言われています。いのちの電話は、孤独でつらい思いをしている方々が再び生きる力を取り戻せるように全国で電話相談活動をしています。自殺予防だけでなく、孤独や不安を抱えた人に寄り添う市民活動です。
Q2.フリーダイヤルを利用するメリットは何ですか?
フリーダイヤルのメリットは、相談者が通話料を負担せずに相談できることです。また、覚えやすい1つの番号で全国のセンターにアクセスでき、空いている回線に自動的に接続されるため、電話がつながりやすくなっています。
Q3.いのちの電話の歴史はどうなっていますか?
「いのちの電話」の活動は、1953年に英国ロンドンで開始された自殺予防のための電話相談に端を発しています。日本ではドイツ人宣教師ルツ・ヘットカンプ女史を中心として準備され、1971年10月日本で初めてボランティア相談員による電話相談が東京で開始されました。
1977年、当時いのちの電話は全国にわずか5つのセンターでしたが、この市民運動を全国に展開するために、その中心的役割を担う組織が必要となり、日本いのちの電話連盟が結成されました。その後この運動は飛躍的に拡大し、2011年10月1日には、いのちの電話開設40周年を迎える運びとなり、記念式典には、皇后陛下のご臨席を賜りました。
2025年現在、連盟加盟センターは50センターとなり、約6,000名の相談員が活動しております。2024年相談受診件数は576,507件です。