最終更新日令和5年09月11日

農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想

「農業経営基盤強化促進法」が一部改正され、令和5年5月に長崎県の「農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針（以下、「基本方針」）」が変更されたことに伴い、川棚町では「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想（以下、「基本構想」）」の変更を行いました。

基本構想とは

基本構想は、今後の川棚町の農業施策の実施に伴い、将来（概ね10年後）の農業経営の発展の目標を明らかにし、効率的かつ安定的な農業経営の育成、新たに農業経営を営もうとする青年等の確保・育成、地域の実情に応じたその他農業を担う者の確保・育成等の総合的な計画を定めたものです。

具体的な経営の指標は、長崎県の指標を基に、農業経営において他産業従事者と均衡する年間総労働時間（主たる従事者１人あたり2,000時間）の水準を達成しつつ、地域の他産業従事者並の生涯所得に相当する年間農業所得（主たる従事者１人あたり400万円）を確保することができるような、効率的かつ安定的な農業経営を育成するとともに、これらの農業経営が地域における農業生産の相当部分を担うような農業構造の確立を目指します。

内容

基本構想は以下の事項が明記されています。

第１　農業経営基盤の強化の促進に関する目標

第２　農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様等に関する営農の類型ごとの効率的かつ安定的な農業経営の指標

第２の２　農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様等に関する営農の類型ごとの新たに農業経営を営もうとする青年等が目標とすべき農業経営の指標

第３　第２及び第２の２に掲げる事項のほか、農業を担う者の確保及び育成に関する事項

第４　効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に関する目標その他農用地の効率的かつ総合的な利用に関する事項

第５　農業経営基盤強化促進事業に関する事項

農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想.pdf(444.7 KB)