これから冬場の空気が乾燥する時季にあたり、静電気が発生しやすくなります。液体の危険物の中でもガソリンのように揮発性の高いものは、静電気の小さな火花でも引火し、火災が発生します。
特に利用者自身が給油を行うセルフ式のガソリンスタンドでは、全国的に静電気が原因の火災が年に数件発生していますので、セルフ式のガソリンスタンドで給油をする際は、給油キャップを開ける前に静電気除去シートや車の金属部分に触れ、体に帯電している静電気を取り除いてから、安全な給油を行いましょう。
また、暖房機器の燃料として灯油を取扱う機会も多くなりますので、燃料を補給する際には完全に消化してから補給するなど、適切な取扱いに心掛けましょう。