1人暮らしの高齢者や重度身体障害者等の方で身体状況に不安をかかえる方も安心して生活することができるように支援するものが『緊急通報システム』です。
このシステムは、これらの方が家庭内で急病やケガ等の緊急事態の場合に、ペンダント又は緊急通報装置の非常ボタンを押せば、24時間体制の「福岡安全センター㈱」に自動通報され、「安全センター」にいる専任の看護師や相談員が、状況に応じた消防署や協力員に必要な連絡を行い、救助を図るものです。
また、「安全センター」では、緊急時だけでなく、日頃から健康相談などでいつも気軽に通報できるように「安全センター」から月1回は健康状態を尋ねたり、非常ボタンの試し押しを行います。
緊急通報の流れ
緊急通報装置は、川棚町より貸し出すものです。次のような場合は、川棚町役場 住民福祉課 社会福祉係、又は㈲長崎安全センターへお知らせください。
○川棚町から転出されるとき
○住所・電話番号などがかわったとき
○協力員を変更するとき
○協力員の住所・電話番号がかわったとき
○3ヶ月以上留守にするとき(入院など)
○家族と同居を始めたとき
○緊急通報装置が必要なくなったとき
◆ 連絡先 ◆
川棚町役場 住民福祉課 社会福祉係
電話(代表)0956-82-3131
F A X 0956-82-3134
(有)長崎安全センター
電 話 095-827-6311
協力員の役割
緊急通報装置の協力員は、次のような活動を行います。
①「安全センター」から緊急事態の連絡がありましたら、対象者宅へ駆けつけてください。
また、「安全センター」の看護師が状況を説明するとともに、援助の方法について説明しますので、落ち着いて対応してください。
②対象者宅へ到着したら、状態を確認して、緊急通報装置の非常ボタンを押してください。電話は「安全センター」へ自動的につながり、看護師が状況に応じて救急車の出動を要請したり、必要に応じて応急処置の方法等を説明します。
また、カギがかかっていて家の中に入れないときは、できるだけ家主、管理人、近所の方の立会のもとに入ってください。
③利用者が救急車で医療機関に搬送され、家が留守になる場合には、火元の点検をして、管理や戸締りをして下さい。
④近親者への連絡は、「安全センター」が行いますので必要ありませんが、もし身近に接している方があれば連絡してください。