明暦3年(1657)大村藩は郡崩(郡中心の約600名の隠れキリシタン摘発事件)のあと、領内のキリシタン墓を徹底的に破却させたが、これは偶然その難を免れたもの。明和8年(1622)に死亡した富永二介の妻の墓で高さ96cmの自然石の正面上部に円を刻み、その中にCRVSの組み合わせローマ字があり、上に省略記号があるのでChristusのhとistが省されたとも考えられる。円下の組み合わせローマ字MACHIは富永の妻のクリスチャン・ネームとも言われてる。和洋折衷の碑銘があるのは全国的にも珍しい。
所在地 | 東彼杵郡川棚町下組郷字平尾 常在寺入口 |
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アクセス | JR川棚駅下車 徒歩20分 |
駐車場 | |
電話 |
0956-82-2064 |
備考 | 指定内容=県指定史跡 |